さすらいのハル、異論反論日記

ドラマや映画、漫画やニュースに言いたい放題言わせて頂きます。

久しぶりに書いてみました。

   1年前鬱っぽくなってから、助けてくれた方々よりブログは書かないように、という助言のもと、ブログを辞めていました。

     その一年間、たくさんの事がありました。嬉しいこともショックなこともどん底なことも。

私のブログは仕事の話など中心に書いていたと思うので、久しぶりに書いてみます。今私はいわゆる中年女性です。ラジオ番組のパーソナリティでジェーン=スーさんという方がいてよく番組を聞くのですが、彼女と似た境遇です。そんな私ですが、仕事は辛うじてやり続けていましたが40歳過ぎて、失業し、再就職しようとしています。

   どうやら40代の女性というのは、子育てひと段落して、再び働こうか、と思うタイミングらしいです。私は大卒、幾つかの仕事の資格を持っていますが、実際に出ている求人はスーパー、コンビニの店員や裏方、清掃員、介護など、今までのキャリアが帳消しになるものばかりらしいです。

     私は、別に年収数百万とか、社会に貢献できる尊い仕事とか言っているわけではないのです。

ただ、私が働き始めたころと比べると、ブラックな仕事が増えたし、人間の暖かみを感じる仕事が減ったと思います。ある英会話チェーンはいわゆるワンオペ、というやつで、公文のイメージですが、時給千円かそこらで働きます。それはいいのですが、たった一人で、事務員、クレーム処理、そして最も重要な講師としての仕事、ネイティヴなど外部講師の世話と打ち合わせ等するそうです。面接してみると、いつものcliché( 常套句) ですけど、ありがうというお客様の声で頑張れる、そうです。うわーーーーーーウザい!! 講師の他に助手か教室長がいなかったら病気や怪我や地震等の緊急時にどうすんの!? 

    学習塾も様変わりしました。今までは少なくとも面と向かった授業というのがメインでしたが某林先生の予備校をきっかけにネットでの配信授業か、一対一の個人指導という両極化が進んでいるイメージです。やはり講師の人件費が最も経営の邪魔らしいので。ネットは所得に関係なく平等にプロの授業が受けられる良い機会ですが、私はこの仕事は美容師さんやマッサージ師と同じで、唯一残された、人間でなければ出来ない、AIには無理な仕事の一つだと思っています。学校の教諭も同じですが。

     ネットで授業が受けられるなんて、昔からしたら夢のような環境です。確かに独学でもいいけど、やる気の触媒とか行動させるきっかけはやはり人間であってほしい。実際の教室で生の人間と顔を突き合わせて、直に質問を受けるという余地を残すべきだと思っています。学習塾は確かに月謝が高いのがネックですけどね。それこそ、教育分野も、指定する教育機関に行けば国民健康保険のように何割負担にするとか、バウチャー制度にするとかあっても良いと思うのですけど。

    

  とにかく中年女性は就職の鬼門、って皆さん常識だったのでしょうかね。私はずっと契約社員というかパートだったので、管理職にもなれないしなりたくないし、大学生アルバイトがメインの仕事では邪魔な存在、世の中でいらない人になっちゃったのかなあ。現代の中年女性の皆さん、特に男女雇用機会均等法以後生まれで、男子より高学歴、正社員でバリキャリだったけど仕事を辞めざるを得なかったかつてのエリート女子のみんな、私と同じような苦しい想いをしていらっしゃるのですか?

     私は独身だけど、子育てをされたている方にとって、受験と大学教育など今までの勉強と努力ってなんのためにあったのでしょうかね?スキルを活かせる仕事復帰できないなら、何のためにいままで頑張ったんでしょう。女は子育てだけすればいいと世の中が押し付けたいのなら、昔あったような良妻賢母のためのお裁縫とお料理の学校を安い学費で復活させればいいんじゃないかと思うのだけども。

     働き方改革って・・・・・・女性の活躍って・・・・人手不足ってブラックな労働環境、昔でいう3K(汚い、キツイとかでしたっけ) を無視してるだけじゃない?  やっぱりブログは止めた方がいいのかな。