さすらいのハル、異論反論日記

ドラマや映画、漫画やニュースに言いたい放題言わせて頂きます。

健康診断の結果 運動が大事なのはわかりますが。

今日健康診断の結果を内科医に聞いて来ました。血圧114、糖尿でも無いし、至って健康。ただし、一つだけ引っかかった項目が。メタボリックシンドローム

   昔、1990年ごろアメリカのCBSのドキュメンタリーで朝ごはんを食べない若者というテーマでやっていたのをみたことがあります。場所はシアトル。まさにスタバとかコーヒー文化のど真ん中ですね。そんな私の当時のライフスタイルは朝ごはんは学校の自販機のコーヒー牛乳と牛乳。昼はパン。スタバが日本上陸してからは私も似たような生活ですし他にも似た方もいるのでは?夜だけガッツリ米と肉を食べる、時に即席ラーメンという生活。そりゃ数十年後メタボになりますよね。

  問題は、医師がやたら「運動をしましょう」と勧めてくること。ちなみに私は精神と肉体の健全化を図るためウォーキングを毎日日課にしています。私は幼少時から運動音痴で何度も嫌な目にあっているので歩く以外の運動はできないのです。太っているから水着を着て水泳もあまりしたくないし、私が住んでいる市では運動施設が部活動系の体育館を除いてあまり発達していません。たぶん民間のジムやスイミングスクールが市に圧力をかけているのじゃないかな、と思います。だからうちの近所のカーブスなんか連日満員です。なぜか駐車場が一杯という。運動するんならチャリか徒歩でいけよ!プールも以前住んでいた市には複数あったのだけど、ここは民間のスイミングスクール兼ジムだらけで入会金に加えて利用料月5、6千円かかるみたいです。しょっちゅう行く訳ではないから一回ワンコインくらいで使えればいいんだけど。

   一応私は弓道の経験があるため、弓道でもやってみようかと思い住んでいる市の弓道場に電話してみました。市体育館職員は普通の対応ですが、弓道連盟とやらの人に繋げてもらいました。申し訳ないけど、電話に出た人、多分ご年配の男性の対応がすごくぶっきらぼう、新しい入門者を歓迎する雰囲気が微塵もない。このままここに行ったら上から目線で酷いこといわれて厭な想いをするんだろうな、という予感がプンプンして「あとで機会がありましたら見学させて頂きます。」と言って電話を切った。

     弓道は武道だから「思いやりをもって優しく楽しく教えましょう」なんて雰囲気じゃないことは初めから知っているのだけど、改めて冷たい声を聴くと哀しい気持ちになりました。弓道自体は美しくて品があって魅力的なスポーツですけどね。そんなスポーツをあんな下品な喋りかたをする人がするんだ、と思うと気分が萎えてしまいました。

     私は勉強がそこそこ得意なので、勉強が苦手な人を見て(学習塾の仕事で成績を上げなければいけないので)「うわー、面倒くさいかもなあ」と思う気持ちは分かります。でも、生きて行くために勉強だって運動だってしなければいけない。ましてや苦手なことを一生懸命克服しようとしている人を冷たくあしらうなんてできません。

     健康診断は全人口行われているわけで、そのたびに「運動しなさい」と一定数の人たちが医師に言われるわけですよね。それで運動しにゆくと酷い仕打ちを受ける、としたらどうしたらいいんでしょうね?まあ、東京など都市部に住んでいる人は一駅ぶん歩くとか方法があるんですけど、私が住んでいる田舎では一駅が6・7キロあったりしますから。今はとりあえず徒歩と自転車で運動の代わりにしています。

      貧乏な人はジムに行くこともできなくて、スポーツの道具も高くて揃えられず、健康的な食事(野菜とタンパク質)より安くて美味しい炭水化物に走る。健康的な生活、なんて一言で済ましますがここにも経済、能力格差がかなり大きくあることは、もっと声高に叫んでも良いのではないかと思います。