さすらいのハル、異論反論日記

ドラマや映画、漫画やニュースに言いたい放題言わせて頂きます。

ひよっこにハマってます

 長い文を書くのもどうかと思うので、今日のひよっこについて。不器用で最初なので上手く職場になじめないみね子が、宮本信子扮するオーナーと先輩ウエイトレスと一緒にあんみつを食べるシーンが今日の回にありました。みね子は、営業時間が終わったら、自主練します!すみませんでした!と謝るんだけど、その時の宮本信子のセリフが「仕事はね、お給料を貰ってる時間にだけ一生懸命やればいいのよ。」と有難い一言。まあ、今のご時世、サービス残業ブラック企業だらけですから、その辺を意識して脚本を書いているんだろう(岡田さん、だっけ?) とは思うんですけど、現代人には身にしみる一言でしたよね。私の仕事は5時間準備して、1時間分の給料をもらうのが当たり前な教育産業ですから、オーナー、それはそうなんだけど世の中そんなに甘くない気がします…と言いたい気持ちもあります。やりがいの搾取ってやつ。特に、この先何十年を見据えて、今した苦労が後で専門職として報われるための礎になるのである…的な職人的な専門職はそうですよね。医師とか、教師とか、料理人とか、美容師とか、人に関わる仕事とか。でも、料理人の仕事が機械によるオートメーションに、教師の仕事はネットやフランチャイズ化にとって代わられ給料も激減するのだとしたら、時給だけ働けばいいって割り切らなければ、辛すぎるわけで。

  まあ、言いたいことは色々ありますが、このドラマの好きな所は、美味しそうな食べ物を有村架純ちゃんが旨そうに食べるシーン(孤独じゃないけどグルメ)なところと、宮川アキラ氏作曲による背景音楽にあります。彼が手がけたETVの「クインテット」という子供向けクラシック番組が好きだったけど、ひよっこでも、ギターとかよりも、まあるい木管楽器の音とか、ちょっとレトロな昭和歌謡風なメロディ、吹奏楽出身者なら、ああ自分が昔やった楽器の音がするー…♪( ´θ`)とちょっと嬉しい工夫がしてあって楽しいです。今日はまずそんなところでしょうか。また思う所あったら続き書こうと思います。