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さすらいのハル、異論反論日記

ドラマや映画、漫画やニュースに言いたい放題言わせて頂きます。

「好き」って、なんだ?

        これから世間を騒がせた「逃げ恥」の最終回を迎えるわけだが、その前に好きってなんだろう、という疑問が浮かんだ。さっき、TBSラジオのたまむすび内コーナー町山智浩の面白い大人で「あなた、その川を渡らないで」という韓国映画を紹介していたり、まだ見ていないけれど「この世界の片隅で」(原作漫画は読んだ)もその映画と同様、顔も見たことのない男女が夫婦になる物語だから。

      あまたの物語が「恋」(折しも星野源が歌うダンスの曲だ!)を扱うけれど、本当の意味の恋というものが私には実は、分からない。経験不足?多分ね。その人のことを四六時中考えてしまう、一目見ただけで余りの素敵さにぼうっとなってしまうなどが恋の定義?「恋」の項目、広辞苑を引いてみました。「一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて、切なく思うこと。またそのこころ。特に、男女間の思慕の情。恋慕。」元に戻っちゃったじゃん。

     ある人が私の目の前からいなくなって、また会いたいなあ、と思うことは恋なのか。ふーん。別に女同士でも男同士でもそうなることもある気がするけど。男女間の思慕とあるから結局肉体関係を暗示しているということ?ことの結末は少子化対策、人類の存亡へと繋がっているのか?

      話が突然飛びますが、子供の頃ベルばら、キャンディキャンディの系譜を継いだアメリカ、ヨーロッパ系の話を描いた少女漫画が流行ってたんです。だから条件反射的に白人金髪で青い又は緑色の目をした美形の人を見ると男女問わず「おお!漫画の人だ!」って一目惚れする癖があるんです。一応英語はできるのでコミュニケーションはとれるし。うちの母も洋画大好き少女だったので、女性でも近所に住んでたアイルランドの金髪女性に奴隷の如く仕えてたなー。一目惚れという言葉があるけれど、これは恋なんだろうか?相手は同性でもぼうっとなりますけど、レズビアンではない…よなあ。オランダなんか行っちゃったら大変なことになるな。素敵な人だらけ。

       少し逃げ恥に近い話になりますが、学校や予備校の先生などを素敵だと思って、卒業や先生の転勤などで「一緒に生活できない人に強く惹かれる」ことってよく聞きますよね。(ていうか、相手は女子ですが卒業生から悩み相談やせんせーに会いたいです、っていうメールが私の所にもたまに来ます。) もし異性ならこれも恋になるんだろうか?そういうのを心理学用語で陽性転移というらしい。あくまで役割上のその人に惹かれているだけなんだと自戒すべきだと私個人は思うのだけど、数多く「先生〜教え子」の恋物語がある以上、それも好きの一つなのかもしれない。私は認めないけどね。

    逃げ恥は雇用主の平匡さんと家事代行のみくりという金銭を介した役割関係で成り立っている。それは先に述べた教師〜生徒にも近いものでサービスを提供する側と受ける側による信頼関係で成り立っている。その辺の線引きの危うさが思考実験でもありこのドラマの面白いところなんですが。みくりは小賢しい女をカミングアウトしてから、割と言いたいことはきっちり言うようになったけど、それでも平匡さんはまだみくりの中に勝手に(元は給料くれたからみくりが演じていた)理想の嫁を見ているのではないの?で、最終回になってプロポーズ➡︎無償専業主婦化によって、歌のタイトル通り「恋」の一文字で収斂してしまうの?それって、結局「この世界の片隅で」のすずちゃん等の、戦前の家族によるお見合い強制結婚とさほど変わらない気がするんですけど?

    どっちにしても私は中学の時は「付き合う」の意味が分からず、大人になっても「好き」の意味を厳密には完全に理解していないらしい。(関係を持つ持たないとかいう物理的なことではなく、ね。)

ブルース・リーに倣い「Don't think, feel!」で悟りを得られると良いんですけど。ていうか、最終回で答えはでるのかね??