さすらいのハル、異論反論日記

ドラマや映画、漫画やニュースに言いたい放題言わせて頂きます。

産休育休と私が10キロ太った理由

https://radiocloud.jp/archive/so

 

このリンクうまく貼れたかなあ。今日のTBSラジオ「ジェーン・スー」生活は踊るの中の「相談は踊る」コーナーは必聴です。独身20代女子社員が産休明けで時短勤務の同僚のフォローをしているうちに、その同僚のことを憎く思えてくる、そんな自分が嫌いになる、という相談でした。相談も回答もラジオ放送の中で簡潔に述べられているので私が付け加える必要はありません。

  「逃げ恥」のユリちゃんについてこのブログで言及した際にも書きましたが、私は通算3名くらいのお母さん社員のフォローをしてきました。あとは仕事をしながら大学院生をしてた先輩のフォローも少し。「私は良いことをした、偉いぞ私。」な気分は7割、残り3割です。私も相談者さんと同じ心境でした。タイトルに10キロ太ったとありますが、皆さん優しいので何かある都度、私にケーキを買ってプレゼントしてくれたんです。私は酒が飲めないので幾分ヤケ気味に甘い物に走り自分の気持ちを一生懸命ごまかそうとしました。で、10kg増。なぜヤケだったか。この言葉、忘れたいのだけど「あなたもいつか結婚して子供を持ったら同じことになる。後輩に同じように仕事を任せれば良いのよ。」と言われたから。私は当時から自分の中の障害のようなものに気づいていたし、何事も思い立ったら行動するタイプなので偏見も何のその、精神病院に通院していました。(症状としては今なら心療内科でも軽いほうなんですけどね) だから結婚・子供を持つなどなどもってのほかだと思い込んでいました。(少なくとも私はそう思ったんです) とにかく病気でも人に迷惑をかけずに独身を貫く意思を固めていました。その流れで先輩たちの言葉。ラジオでもパーソナリティのスーさんが「産休にかぎらずいつ病気になるか分からないのだし持ちつ持たれつだって。」と言っていました。それも一理あるんですが、病気の時も主治医との相談もあり、休職ではなく退職を選びました。だって、鬱病なら治りますが私の奴=障害っぽいヤツは一生治らないから。だから、私の場合「親切なことをした分私だけ一方的に損した!最悪!」な気持ちは一生付きまとうでしょう。でも、お母さん社員たちのために働けたことはユリちゃんのセリフじゃないけど「私だって社会の役に立ってるもん🎶」と宣言するための証拠になったと思うんです。

     今の仕事でも働くお母さんの代わりを意識して、勤務先の塾に来る生徒が年少な程、話をしっかり聴くようにしています。宿題を見るのも勿論やります。迎えに来た親御さんに「太鼓の練習、大変そうですね。マラソン大会、よく頑張りましたね。」と今日聞いたことを報告します。余計なお世話かなとも少し思いますが、あくまで最低賃金貰ってますんで。気分は契約結婚ならぬ、契約おばさんです。

         2001年頃の話ですが、私は公務員の補助アルバイトという仕事をしていました。ある資格の保有者でないとこの仕事には就けないのですが、ここでも働くお母さん、闘病を経て入院してしまった社員、その代わりに来た社員等々をサポートする仕事でした。それについては次に書くつもりですが今様々な問題を潤滑油的に解決できるのはこんな「たいした役職名も無い根無し草的社員」なのでは、そういう職が一人部署にいると随分うまくまわるのでは、と思っています。まあ、そういうのを民間企業では契約社員って呼ぶんでしょうけど。